会社設立時や株式市場

会社設立時や株式市場における株数とは

株式会社である場合には、会社設立に際して資本を出資してくれた者に対しては、株式というものが発行されます。

この株式は、資本の出資額に応じて発行されるものですから、出資額の多寡に比例してその持ち株数が決まってくるわけです。

このために、同じ株主ではあっても、多くの株数を保有している株主のことを大株主と呼んでいるわけですが、この株主は個人ではなく法人である場合もあります。

また、その会社の業績が好調となって、株式市場に上場する上場会社となった場合には、市場での株式の売買が行われることになるのですが、その場合には、その会社の株式をどれだけ売り買いするのかといったように、株数単位の取引が行われることになります。

株式会社設立に際しての株式の発行とは、資本金を調達するため行われるものですが、このような会社設立の方式を募集設立といい、この方式では多方面から出資者を募ることで巨額の資本を集めることができるために、主として大規模な会社設立を行う場合に採られる方式となっています。

現在では、2006年に行われた商法改正に伴う最低資本金制度の廃止によって、会社設立に際しての最低資本金というものは必要なくなっているのですが、大規模な事業を興すためには巨額の資本が必要となるために、募集設立を行って多方面から巨額の資本を調達する、といったことは変わることなく行われているわけです。

発行済みの株式が多いということは、発行元の会社がその分だけ多くの出資を受けている、ということを意味するわけですから、株数の多寡というものは、そのままその会社に対する出資額の多寡を表しているものとなります。

つまり、発行済みの株式が多い会社には多くの出資がなされており、逆に発行済みの株式が少ない会社には、少ししか出資がなされていない、ということになるわけです。

もっとも、その会社の株式の発行数というものは、株式市場に上場されている会社の場合には掴みやすいのですが、非上場である会社の場合には、その実数がなかなか掴めないというのが実情なのですが、そうした非上場会社の中にも、大手企業というものは存在しているのです。

最近の傾向としては、会社設立後の事業の運転資金調達においても、従来のように銀行などの金融機関からの借り入れによるのではなく、株式の発行による運転資金の調達という方式が採られるようになってきているために、従来にも増して株式というものが動く機会が増えていると言えます。